2011年06月11日

不幸な恋の終わらせかた (桜井 亜美)

★★☆☆☆

久々に読んだ桜井亜美だったけど、、、うーん、やっぱこんなもんかねぇって感じ。いまいちなんだよね、いつも。裏表紙だけ読むとなかなか魅力的に見えることもあるんだけど。

津田くんのどういうところがいいのかもよく伝わってこないし、津田くんを好きになる人はK2リストみたいなもの、作らないと思うんだよね。。。

【ほかに読んだ桜井亜美の本】
- 虹の女神

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2011年06月01日

ハゴロモ (よしもと ばなな)

★★☆☆☆

よしもとばななにしてはいまいち。自分のあとがきで「弱っているときにじんわりとしみてくる気がする」と書いていて、一方で「弱ってるときにしか価値がないとも言える」と書いてあるが、まさにそのとおりなんじゃないかと思う。いつか弱ってるときにでも、もう1度読んでみようかな…。そう思わせるくらいの作家ではある、よしもとばななというのは。。

恋人だか友だちだかよくわからない男の子が出てくるのは、なんだかよしもとばななの小説の中では定番だな。はたして、そんないい男の子って、この世の中にいるんだろうか!?ちょっと超能力系の能力を持ってるおばあちゃんが出てくるところもいかにもよしもとばななだった。そんな定番中の定番ではあるものの、いまいちよくなかったな。

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2011年05月29日

月のうた (穂高 明)

★★★★☆

第2回ポプラ社小説大賞優秀賞受賞作品。
それだけあって、なかなかいい。
まあ、似たような作品を書ける作家はほかにも何人か思いつくけど、それでもなかなかいい雰囲気を出してる。
まだ著書の数が少ないみたいだからほかを読んでみるということはあまりで気ないけど…。

民子さんの今後が知りたいなあ。
東京の大学に行ってしまうところで終わってしまうけど、その後も気になるところ。
でもこの本の持つ雰囲気は、東京を舞台にしてしまったらその時点で台無しなんだろうな。。。

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2011年05月28日

しずかな日々 (椰月 美智子)

★★★★☆

ありがちなプロットに見えるし、実際にそうだと思うんだけど、これがなかなかいい。
たぶん才能があるんだと思う。
1冊を通じてとてもいい感じで進む。
よしもとばななともちょっと違う感じなんだけど、似たようなところはあるかも。

「ぼく」がおじいさんの家で過ごしていくストーリーにとくに起承転結はない。
今思えば、タイトルどおりの内容かも。

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2011年05月19日

スロウハイツの神様 (辻村 深月)

★★★★★

上下巻の2冊組み。

辻村深月、初めて読んだけどなかなかいい。裏表紙を読んだときはあんまりかと思って、正直買うことすら悩んだんだけど、ほんとによかった。最後のどんでん返しの完成度はかなり高い。

また、あとがきを書かせる人の選択がいいよね。西尾維新。なかなかの適役です。選んだ人、センスあるなあ。あとがき自体は、内容にぜんぜん触れていないという、どうかと思う内容だけど…。

この作品に出てくる人たちみたいに、夢を追いかけていたいなあ。というか、夢を持ちたい。。

【心に残った言葉】

- 「どんな方法であれ、幸せになる人のことは絶対に悪く言わないはずだよ。」(下巻 p. 355)

【ほかに読んだ辻村深月の本】

- ぼくのメジャースプーン
- 冷たい校舎の時は止まる


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2011年05月08日

ワーホリ任侠伝 (ヴァシィ 章絵)

★★★☆☆

第1回小説現代長編新人賞。
のわりにはいまいちかな。
悪くもないんだけど、よくもない。
まず、ちょっとそれはないでしょ〜っていう展開が多い。
小説だからこそのご都合主義満載。
加えて、結局何が言いたいのかもぼくにはよくわからないね。
オークランドでの話もなんか、ちょっとね、っていう感じ。。


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2011年04月29日

佳人の奇遇 (島田 雅彦)

★★★☆☆

可もなく不可もなくといった感じ。
★4つくらいあげてもよかったんだけど、いまいちこれというものもなかったので。
ただ、いろんな人のストーリーがいろんなところでつながってくるのはわりと好きなので少なくとも★3つはあるかなって感じ。
まあ、厳密にはつながってないんだけどね。
ただ単に、短篇に分けてしまわずに、1つの話につなげてるだけの感じもある。
そういう意味ではやっぱり★3つかなあ。

けれど、話の1つ1つにはなかなかおもしろいものがあると思う。
最後にも軽いどんでん返しがある。
まどかというオカマ(?)について。

【ほかに読んだ島田雅彦の本】
- 僕は模造人間

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2011年04月24日

葉桜の季節に君を想うということ (歌野 晶午)

★★☆☆☆

サスペンス系だけに、あまり高い点はどうしてもあげられない。
ただ、とびきり悪いという感じでもない。
最後に少し主人公の年齢でどんでん返しがある。
まあでもあとはとくに特筆すべき事項もないという感じかなあ。
ほかの作品を読んでみようとは思わない。

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2011年04月20日

忘れないと誓ったぼくがいた (平山 瑞穂)

★☆☆☆☆

なんか、ぱっとしないんだよねぇ。
★2つくらいにはしてもよかったんだけど、全体的によくないから思い切って★1つにした。
結局何が言いたいのか、伝わってこない。
ファンタジーものだけど、そんな斬新な切り口でもないし、だからそのあたりがきっちりしてないと、おのずと評価は悪くなっちゃう。
別に"消え"ちゃってもいいじゃん、って感じで、感情移入もできなかったな。


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2011年04月10日

クラリネット症候群 (乾 くるみ)

★★★★★

「マリオネット症候群」と「クラリネット症候群」の2つの中編からなる。
はっきり言って、かなり残念な作品。
SFなのか、ミステリーなのかよくわからないけど、得るところのない作品。
「マリオネット症候群」は相手を殺すと体が殺した相手に奪われるというコンセプトの作品。
「クラリネット症候群」は特定の音を聞き取れなくなるという作品。
どちらも何がおもしろいんだか…。

どうしてあらすじを読んだときに気づけなかったんだろう。
乾くるみはもう今後読まないかな。。。

【ほかに読んだ乾くるみの本】
- イニシエーション・ラブ

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2011年04月02日

みずうみ (いしい しんじ)

★☆☆☆☆

悪い本ではないと思うんだけどねぇ。
自分には難しすぎて、さっぱり理解できなかった。
ほとんど実は3編からなる短編集みたいなものなんだけど。。
互いにあまりつながりがないし。
とにかく、いしいしんじらしくない作品につながってる。
とにかくとても難解…ふらふら

【ほかに読んだいしいしんじの本】
- トリツカレ男
- 東京夜話
- 白の鳥と黒の鳥
- プラネタリウムのふたご

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2011年03月12日

輝く夜 (百田 尚樹)

★★☆☆☆

クリスマスイブにまつわる5つの短編集。
「魔法の万年筆」、「猫」、「ケーキ」、「タクシー」、「サンタクロース」の5編からなる。
「魔法の万年筆」はまあわりとよかったけど、、、あとはいまいちかな。
「タクシー」なんかもう、無理やり作ったプロットって感じで…。
最後のタクシーの運転手が誰かのネタばれをしてからがちょっと冗長。
あれがわかってしまって以降はさらっと終わるべきなのに。

あと、全体を通して、Happy endingになるのがわかってるところがいまいちだよね。
まああとは、、、多少技術的になってる感じがする。
やっぱりはじめから作家なんじゃなくて、この人のように放送作家を経て作家になったりすると、こんな感じになるのかなあと少し思った。

この人の本はもういいかなあという感じ。

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2011年03月06日

どうしようもない恋の唄 (草凪 優)

★★☆☆☆

うーん、初めての作家の本を読んでみたけど…。
かなりイマイチ。
っていうか官能小説だって、知らなかったよ。
あそこまでの性描写には、何の意味があるのだろうか?
ラストシーンにのおかげで最低評価は脱したけど、それなりのプロットがあるんだから、もっとふつうの描写の小説にすればいいのに。
なんだかなぁ…ふらふら

この人のほかの作品はもう読まないと思う。

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2011年03月05日

天使がいた三十日 (新堂 冬樹)

★★★☆☆

主人公と犬(マリー)の話。
悪くはないけどいまいちかなあ。
ちょっとメルヘン入ってるし、それから犬はしゃべりこそしないけど人間の話してることがわかるという、非現実的要素も入ってる。
でもなんか教訓めいていて、あまり独特の雰囲気を持っているわけではないというか、ひきこまれない。
銀色夏生や森絵都、梨木香歩のようなよさはない。
マリーとの別れが訪れる、終わり方もイマイチかな。。

【ほかに読んだ浅暮三文の本】
- 忘れ雪

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2011年02月26日

RUN RUN RUN (山下 卓)

★★★★☆

読み始めたときはあまりおもしろくないかなって思ったけど、読み終わったときはなかなかいいなって思った。
最後はちょっとだけ予想外の展開だし。
ちょっと騙されたなわーい(嬉しい顔)
29才と24才と17才の知らないもの同士がたまたま新宿で出会って温泉旅行に行くという、ちょっと現実離れしたストーリー。

山下卓、また読んでみようかなって思う。

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2011年02月21日

スティル・ライフ (池澤 夏樹)

★★★☆☆

表題作の「スティル・ライフ」と「ヤー・チャイカ」の2つの中編からなる。
どちらかというと「ヤー・チャイカ」のほうがいいか。
というか、「ヤー・チャイカ」のほうは最後まで恐竜のディッピーの意味がわからなかった。
ところどころ挿入されてる、本編とは何の関係もないストーリーなんだけど、その関連性、意味が最後まで理解できなかった…。

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2011年02月19日

クリスマスにさようなら (浅暮 三文)

★★★☆☆

1冊の長編の形式をとっているけど、実際は4編の短篇がくっつけ、つなげられているという感じ。
くまのぬいぐるみからの視点をとりながら、そのぬいぐるみの持ち主の人生を描く。
まあそれなりだけど、「10センチの空」よりはずっとおもしろい。

【ほかに読んだ浅暮三文の本】
- 10センチの空

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2011年02月11日

僕と妻の1778話 (眉村 卓)

★★☆☆☆

久しぶりに読んだショートショート。
これが執筆されることになった理由がちょっと風変わりだったので、ショートショートは本来好きではないものの読んでみた。
それから、眉村卓さんは昔大好きな作家さんだったせいもある。
中学生のころは彼のSF作品をとても楽しく読んだ。
SFの楽しさを教えてくれた人でもあり、SFにおける時空間に対する考え方を知ることができたり、自分なりの考えを持つことができる遠因ともなった。

そんな、昔のころをちょっと思い出させるような短編が集まった作品だった。
作品ごとに作者の注記があるため、作者がどのように考えて書いたのかがわかるだけでなく、たまに一般人の感想が書かれていることもあっておもしろかった。

ただ、もう自分は、SFにはあまり興味がないんだなあと思わされてしまった。
今の自分は、中学生の時とは違って、やっぱりほかの作品を読みたいみたい。

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2011年02月06日

一千一秒の日々 (島本 理生)

★★★★☆

「風光る」、「七月の通り雨」、「青い夜、緑のフェンス」、「夏の終わる部屋」、「屋根裏から海へ」、「新しいたびの終わりに」、「夏めく日」の8編からなる。

短編集の割にはなかなかよい。おのおのの登場人物が代わり代わりで主人公になる感じの、まあそれなりあるといえばあるタイプの短編集だけど、ちょっとほかとは違う感じがどこかある。

正直、はじめの数編を読んでるときはいまいちだなあと思ってたんだけど、読み進むにつれて深みがあることに気づいてきた。読み終わるころには、もう1度読んでみてもいいなって思うくらいになった。そんな時間はあまりないので、結局次の1冊に進んだけどね。。

【ほかに読んだ島本理生の本】
- クローバー

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2011年02月05日

ダックスフントのワープ (藤原 伊織)

★★★★★

この本はすごくいい。
ほんとにぼくが好きなジャンルの小説。
そんなに厚くない上に、1冊に4編がつまってるからわりと短編か中編くらいに位置すると思うんだけど、表題作の「ダックスフントのワープ」はほんとにいいと思う。
ほかの3編もなかなか。

この本は、作品のすばらしさのほかにも、村上春樹みたいなテイストを出してくる人が、ほかにもいたんだなっていう意味でも、ぼくをびっくりさせた。
さらにびっくりしたのは、解説を読んだたら解説を書いてる人も村上春樹っぽいって書いてた。
同じように感じる人がいるんだなあと思ってびっくりした。
(まあ、解説書くような、著者の意図をちゃんとわかることができるような人なら、多かれ少なかれみんな同じように感じてるんだとは思うけどさ)

「ダックスフントのワープ」
村上春樹に似た作風を持ったすばらしい作品。
登場人物はすごく少なくて、シンプル。
主人公と10才の女の子のマリと、それからあとはマリの小学校の先生の3人くらい。
なんだけど、正確には、ダックスフントとアンゴラウサギってきのもかなりのウェイトを占める。
マリとの話で語られる「邪悪の意志の地獄の砂漠」のお話が秀逸。

「ネズミ焼きの贈りもの」
初めからこの結末にするっていうプロットがあって、それから枝葉をつけた感がぬぐえないけど、それでもなかなかいい。
主人公の性格がいい。

「ノエル」
「ダックスフントのワープ」で使われている言葉を借りると、教訓的で、道義的でモラリスティックな感じがちょっと過ぎる。
ほかと比べればそれほどよくない。

「ユーレイ」
この作品だけは、ほかの作品とちょっと違う気がする。
正直、何が書きたかったのか、自分にはよくわからない。
読後感がいいという意味ではいい作品なんだけど、ほかの3編のような教訓的さがない。
ときにはないほうがいいし、だからいいとか悪いとかそういうことが言いたいわけではないんだけど、とにかくちょっと毛色が違う。
結局ユーレイは、何を探していたんだろうか?
自分を殺した父親なのかな…?
その前の晩に"僕"が見た間違った夢は何を意味してたんだろうか…?

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