2013年01月01日

キャンセルされた街の案内 (吉田 修一)

★★☆☆☆

10編からなる短編集。

2012年の最後に読み終えた本。にしては残念ながら今一つだったけど。やっぱ短編集にはあまり期待しちゃいけないってことなのかな。ちょっと短すぎる感じがした。10編で、しかも薄いしね。

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2012年12月24日

まほろ駅前番外地 (三浦 しをん)

★★★☆☆

昔読んだまほろ駅前多田便利軒の続編なんだけど、まあふつうだったかな。ちょっと色あせてしまった感じ。

でも曾根田のばあちゃんの大昔のロマンスのところはなかなかおもしろかったなー。ああいう恋愛、いいねわーい(嬉しい顔)

連ドラ化するらしいけど、興味ないわぁ。勝手にやってくれって感じ。

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2012年12月17日

あるキング (伊坂 幸太郎)

★☆☆☆☆

伊坂幸太郎ってことで期待してたんだけど、悪い意味で裏切られてしまった。信じられないほどの駄作…。

そもそも、野球っていうのはどんなスーパーマンでも4割打てないんだよ。それをHRばっかり量産しちゃって…。

何が言いたかったんだろうなあ、この本って、結局。

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2012年12月11日

忍びの国 (和田 竜)

★★★☆☆

のぼうの城に続いて和田竜をもう1冊読んだ。

これまた映画にしたら受けそうな作品。ちゃんと人間模様があるからね。最後の結末はなかなかうまくできてるし。それなりの悲しい結末。

百地三太夫ってどれくらいすごかったのかなあ。

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2012年12月03日

のぼうの城 (和田 竜)

★★★★☆

映画化もされた作品。

それだけに、大衆的な歴史ものなんだろうなーと思ったんだけど、この成田家については水の城―いまだ落城せずでも読んでて、興味があったからつい買ってみた。

意外によかったなー。なかなかドラマチックに書けている。でも陳腐じゃない。

ただし、完全にフィクションだね、これ。まったく史実に基づいてない。そこはもう仕方がないってところかな。

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2012年11月27日

オレンジ・アンド・タール (藤沢 周)

★★★☆☆

この本ね、オードリーの若林がやたら新聞で勧めてたから買ったんだよ、ぶっちゃけ。藤沢周なんて読まないのに。

…で、失敗した。なんなんだよ、若林のセンスって…って思った。

しかし、解説はなかなかよかったね。けっこういい文章書くじゃーんって思った。

それはともかく、内容、内容。「オレンジ・アンド・タール」と「シルバー・ビーンズ」の2編からなる。同じ舞台が使われてて、違う登場人物がそれぞれ一人称になるんだけど、たった2編じゃまあ群像小説とは言わないね。

内容は陳腐で、うーん、取るに足りない。。

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2012年11月23日

1Q84 (村上 春樹)

★★☆☆☆

例の話題作、1Q84。6冊組。

文庫になったからついに読んだけど、つまらなかったなー。なんでこれあんな売れたんだろ。「世界中の読者を熱狂させた」ことになってるけど…。とにかく、読む必要がない系だった。。。村上春樹の中でも随一をほこるつまらなさじゃないかな。

【印象に残った表現】
- ものごとは見かけとは違います 1 p. 25
- 一人でもいいから、心から誰かを愛することができれば、人生には救いがある。たとえその人と一緒になることができなくても 2 p. 93
- 「起こった」ことについては積極的に取り上げるが、「続いている」ことについては比較的消極的な態度で臨むメディアである 3 p. 150

【ほかに読んだ村上春樹の本】
- ねじまき鳥クロニコル
- アフターダーク
- 東京奇譚集
- レキシントンの幽霊

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2012年10月02日

桐島、部活やめるってよ (朝井 リョウ)

★★☆☆☆

第22回小説すばる新人賞。

小説すばる新人賞って、こんなもんだったっけ?

と思わせるような残念な作品。

そもそも「バレー部のキャプテン、桐島が突然部活を辞めた。それが、周囲の高校生たちの生活に小さな波紋を広げてゆき…」って帯に書いてあるけど、「…」のところが何もないし。別に彼が辞めたことによって波紋なんて少しも広がってない。彼が辞めたことと関係ないのはいいにしても、誰の生活もとくに何も変わってない。いったい何なのか。何でもないじゃないか。

それから映画部の前田には宏樹がまぶしく見えて、でも実は野球部の宏樹には前田がまぶしく見えているという構図がある。こういうのって審査員に受けるんだろうけど、現実の学生ってそういうもんじゃないと思う。たいていの宏樹タイプは前田がまぶしくなんて見えてない。たしかに宏樹タイプが自分に満足してるとは限らないと思うよ。でもね、まぶしく見えてるのは前田じゃないよ。じゃあどういうやつかと言うと、とくにクラスのやつなんかとつるんではないけど、学校以外できちんとした自分の居場所、つまりコミュニティみたいなのがあって、彼女なんかもちゃんといる、あるいはいなくてもそれがぜんぜんさみしいと思ってない、そういうひょうひょうとしたタイプの人間がいるんだよ、たまに。そういうのをまぶしく思うはずなんだよね、宏樹タイプは。

そのあたりのところがどうにもこうにもリアリティがない。おまけに何もメッセージ性がない。映画なんかにして何を訴えるんだろう? こんなの映画にしても、そのへんのくだらないドラマと変わらないじゃないか。

と思ってしまうなあ、これ…。群像小説にしてるのもなんだかとってつけた感じというか、長編にできない短編を無理やりくっつけただけって感じだし。。

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2012年09月28日

残される者たちへ (小路 幸也)

★☆☆☆☆

あらすじを読んだ時点である程度は危惧してたんだけど(じゃあ買うなよって感じだけど)、悪い予想は当たるもので、全然よくなかった。解説の村上貴史さんはベタ褒めしていたけど(立場上当たり前?)、何がよいのかまったくわからず。

とりあえずファンタジー小説だ、これは。他人の記憶が入ってきたり、現実では絶対に怒らないことが起こる。その時点である程度失望してるのに、ラストシーンも無感動で、かといって含蓄もなく、つまりメッセージ性が感じられない。何が書きたかったんだろうな、この著者…。


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2012年09月22日

GLASS DANCE

値段:★★☆☆☆
味:★★★☆☆

横浜モアーズ9Fにあるお店。ベルギービールが飲めるところ。ちょっと高いけど…。

Hommelというビールはおいしかった。フランス語でホップっていう意味なんだって。なかなか苦くて。それでいて甘みも少しある。

Leffe Blondeというビールはちょっと甘すぎで、ビール党には合わないかな。シャンディガフみたいな味だった。

日本のビールはハートランドが飲める。

それからフィッシュ&チップスのフィッシュ、おいしかったな。

お通し代: 300円/人
生ビール(Hommel): 890円
生ビール(Leffe Blonde): 890円
生ビール(ハートランド(ジョッキ)): 600円
ベルギービールの衣でサクッと揚げたフィッシュ&チップス: 890円

ぐるなびクーポン
Hot Pepperクーポンなし
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2012年09月18日

カンガルー日和 (村上 春樹)

★★★★☆

とても多くの超短編からなるが、1つだけ短編と呼んでいい長さのものがあって、それが「図書館奇譚」という最後のやつ。これが一番よかった。

定番の羊男が出てきていた。しかし、何が書きたいのかはさっぱりわからなかった。難解さも含めていかにも村上春樹。「やっぱいいなー」と思わされてしまった。

【ほかに読んだ村上春樹の本】
- ねじまき鳥クロニコル
- アフターダーク
- 東京奇譚集
- レキシントンの幽霊

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2012年09月13日

レキシントンの幽霊 (村上 春樹)

★★★☆☆

「レキシントンの幽霊」、「緑の獣」、「沈黙」、「氷男」、「トニー滝谷」、「七番目の男」、「めくらやなぎと、眠る女」の7編からなる短編小説。

「沈黙」と「七番目の男」がなかなかよかったかなー。

作者注によると「めくらやなぎと、眠る女」は「「蛍」という短編と対になったもので、あとになって「ノルウェイの森」という長編小説につながっていく系統のものですが、「蛍」の場合とは違って、このと「めくらやなぎと、眠る女」と「ノルウェイの森」のあいだにはストーリー上の直接的な関連性はありません」と書いてあった。まさにそのとおりだった。へーっていう感じ。

まったく覚えてないんだけど、今回読んだのは2回目らしい。前にも1度すでに買っていた。

【ほかに読んだ村上春樹の本】
- ねじまき鳥クロニコル
- アフターダーク
- 東京奇譚集
- カンガルー日和

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2012年09月09日

東京奇譚集 (村上 春樹)

★★★★☆

「偶然の旅人」、「ハナレイ・ベイ」、「どこであれそれが見つかりそうな場所で」、「日々移動する腎臓のかたちをした石」、「品川猿」の5編からなる短編集。

こういうとりとめもないものを書いてもいい作品になるのがまさに才能と思う。なんてことないようにみえるんだけど、読み語替えがある。「品川猿」はちょっと伊坂幸太郎っぽい感じもしたな。もともと個人的には似ていると思っているから。。

【ほかに読んだ村上春樹の本】
- ねじまき鳥クロニコル
- アフターダーク
- レキシントンの幽霊

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2012年09月02日

この世の全部を敵に回して (白石 一文)

★☆☆☆☆

これはつまらなかった。そもそもこれ、小説って呼んでいいんだろうか? 作者の思ってることが目白押しで、何のストーリーもなく、これ以上ないくらいストレートに書いてあるけど、まったく物語じゃないんだよね…。

【ほかに読んだ白石一文の本】
- 僕のなかの壊れていない部分
- 一瞬の光
- すぐそばの彼方
- 不自由な心
- 草にすわる
- 永遠のとなり
- 私という運命について
- どれくらいの愛情
- 心に龍をちりばめて
- この胸に深々と突き刺さる矢を抜け

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2012年08月25日

アントキノイノチ (さだ まさし)

★★★☆☆

まあまあだけど、こんなものが映画になるのかーとは思った。

そもそも松井くんに人気が出ることにリアリティーがない。みんなそんな騙されるほど、馬鹿じゃないですよ、いくら高校生とは言え。あんな化けの皮、すぐにはがれると思う。なのにどうしてみんな気づかないのか。そんなところにリアリティーがない。

まあ、所詮は小説だと思えばいいのだけど。

【ほかに読んださだまさしの本】
- 解夏
- 精霊流し

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2012年08月23日

うつくしい人 (西 加奈子)

★★★★★

これはいい本。うーん、うなってしまう。梨木香歩的な世界観を持ちつつ、自分なりの味もある感じ。言いたいこともよく伝わってくる、とてもいい作品。

坂崎さんは今後どうするんだろう?

【心に残った言葉】
- 私は誰かの美しい人だ。私が誰かを、美しいと思っているかぎり。(p. 227)
(これはドラマ「モテキ」の最後のセリフにも通ずるものがありますねー。)

【ほかに読んだ西加奈子の本】
- しずく

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2012年08月11日

ララピポ (奥田 英朗)

★☆☆☆☆

いわゆる群像小説ですね。6編からなる。あんまよくないです。

群像小説にする意味があるんだろうか、となんとなく思ってしまう。1つの編に出てくるほかの人が、次の編での一人称になるわけなんだけど、なんかいまいちなんだよなあ。女の人がAVに出る決心をする理由とかも薄弱だし。

【ほかに読んだ白石一文の本】
- 東京物語

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2012年08月08日

この胸に深々と突き刺さる矢を抜け (白石 一文)

★★★☆☆

上下巻からなる2冊組。第22回山本周五郎賞受賞作品。

悪くもないけど、よくもないかなっていう感じ。山本周五郎賞ってこういう系だったっけな?

無駄に長い気がする。内容のわりに。白石一文らしいといえばらしいんだけどさ。

【ほかに読んだ白石一文の本】
- 僕のなかの壊れていない部分
- 一瞬の光
- すぐそばの彼方
- 不自由な心
- 草にすわる
- 永遠のとなり
- 私という運命について
- どれくらいの愛情
- 心に龍をちりばめて
- この世の全部を敵に回して


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2012年07月27日

陽だまりの彼女 (越谷 オサム)

★★☆☆☆

2011年おすすめ文庫大賞受賞作品。

「女子が男子に読んでほしい恋愛小説 No. 1」というとてもくだらな帯がついていた本。さらに「ベタ甘な恋愛小説と思わせておいて、おや、ミステリー要素もあるんだなと興味を掻き立て、途中からは悲恋モノ? と不安にさせながら、最終的にはファンタジーでもあったのだと発見させる」なんて書いてある。

要は、そうやっていろいろな要素を詰めて高評価を得ようとしている感じ。賞を得やすい要素をできるだけ盛り込んでいるエンタメ小説と言ったところ。個人的に評価は低いなあ。

それにしても何がベタかって、潮田さんの嫌な人っぷりだよね。あそこまで悪役にしなくても…といった感じ。

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2012年07月24日

イワン・デニーソヴィチの一日 (ソルジェニーツィン)

★★★☆☆

イワン・デニーソヴィチというのは囚人。その囚人を取り巻く1日1日がひたすら書かれている。

そして最後は、こんなふうにして進んでいく、ということで終わってしまう。この作品、どういうところが評価されているんだろうか?

個人的にはおもしろいんだけど、伝えたいことというのがさっぱりわからない、ぼくレベルの人間には…。

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