2013年07月07日

ひゃくはち (早見 和真)

★★★☆☆

よくある高校野球ネタにどういうオリジナリティを加えるのかと思ったら、なんと妊娠ネタだった。それはどうかなーとも思ったけど、まあ野球についてはなかなかいいDetailを描けていたので楽しめた。たぶん野球経験者なんだと思う。野球についての内容はひどくなかった。
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2013年05月14日

うさぎパン (瀧羽 麻子)

★★★☆☆

第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作品。

とても読みやすい本ではあるね、日常的で。でもそれ以上でも以下でもないっていう、そういう感じ。

何がテーマなのかよくわからないまま終わってしまった。

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2013年05月11日

今夜も残業エキストラ (吉野 万理子)

★★★☆☆

女のOLの本。可もなく不可もなく、というか...。

一応自分探しというか、何のために働いているのか、みたいなことがテーマになってるみたいだけど。期待していたよりはよくなかったかなあ。

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2013年04月27日

伊豆の踊子 (川端 康成)

★★☆☆☆

「伊豆の踊子」、「温泉宿」、「抒情歌」、「禽獣」の4編からなる短編集。

正直イマイチだったなあ。伊豆の踊子ってとても有名だし、裏表紙を読んでもなかなかおもしろそうだったんだけど、実際はたいしたことなかった。短すぎるというか、なぜ主人公があの踊子に惹かれたのかもよくわからなかったし。

ほかの3遍もこれといったよさを感じることができなかった。

■気に入った表現■
- 私はどんな親切にされても、大変自然に受け入れられるような美しい空虚な気持ちだった。(p. 45)

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2013年04月07日

ゼロの王国 (鹿島田 真希)

★★★★★

上下巻からなる2冊組。

この本は素晴らしい。上巻を読み始めてすぐに「なんだかドストエフスキーみたいだなぁ」と思ってたら解説の沼野充義さんもなんとそう書いてた。「白痴」のプロットにそっくりらしい。いつか読んでみないと。。

まず、ちょっと文体がおかしい。現代離れしてる"親友の契り"などという単語が出てくる。で、セリフが多いのに堅い。というか深い。長セリフ。哲学的。そんなところがドストエフスキーっぽい。

それにしても吉田カズヤ青年はなかなか興味深いキャラだ。ほかにも田中エリ、佐藤ユキ、小森谷瞬(兄の小森谷光は取るに足らない人物だが)、まり子ちゃんなど癖のある登場人物がいっぱい。かなりいい作品だなあ。

吉田青年のような人でも不倫をするということに驚いた読者がいるかもしれないけど、ぼくが思うに、吉田青年のような人だからこそ不倫をするんじゃないかなと思う。

それにしても、吉田青年が食パンに何もつけないで食べるというのはまるでぼくみたいだな。ぼくも何もつけないで食べるのが好きだからなあ。

■心に残った箇所■
- 忍ぶ人は(中略)同情されるよりも、むしろ妬まれたほうがましだと思っている。(上巻 p. 216)
- 恋人というものは、二人の現状、すなわち結ばれていることが最良のことであるかのように考えている。しかし二人の関係が崩れた後、それは大きな誤りで、その関係が崩れたことが、二人の人生にとって結果的にいいことだと考えたりするものだ。(下巻 p. 248)

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2013年02月18日

きみはポラリス (三浦 しをん)

★★★★☆

11編からなる短編集。

さすが三浦しをんという感じ。短編でもしっかりとしたクオリティを保ってきている。

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2013年02月02日

何もかも憂鬱な夜に (中村 文則)

★★★☆☆

中村文則で初めて読んだ作品。ピースの又吉直樹が勧めているから読んだ。

死をテーマにしている割には読みやすい。又吉オススメだけのことはある。ただし共感はできないなあ。どうもねぇ、ぴんと来ないって感じ。主人公が同じような境遇の女の人のことを好きな理由も伝わってこないし。

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2013年01月29日

慎治 (今野 敏)

★★★★☆

今野敏らしい作品。最後にきちっとクライマックスがある。最後に埴生を倒せてしまうのはちょっとやりすぎだけど、まあああしないと話が終わらないしな、という感じではある。

やっぱり「アキハバラ」には及ばないんだけど、いい作品だなあとは思った。この人の作品はどうせくだらないサスペンスなんだろうと思って「アキハバラ」は大好きだったもののそれ以降は読んでなかったけど、背表紙のあらすじを読んで「これなら...」と思って買ってみたら、やっぱりよかった。今後も背表紙のあらすじには気をつけながら、たまには買ってみようかな。

ただまあ御託が多いな、この本は。サバイバルゲームとかプラモデルとかに関して。そういうことには別に興味ないからなあ。

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2013年01月24日

横道世之介 (吉田 修一)

★★★★★

正直、帯を読んで買ったときはそこまで期待してなかったんだけど、、、、

これはヤバい。素晴らしい。基本的には主人公横道世之介の一人称視点なんだけど、ところどころ時系列も込みの群像小説みたいになってる。そのシーンの移り変わりがまた絶妙。時系列がいったりきたりするのに、全然わかりにくくない。

写真のくだりが来たときはもう泣きそうになったなー。あと、祥子ちゃんははっきりと世之介のことを覚えているけど、千春は心の片隅に残っているか、むしろ残っていないくらいだっていう描写がまたよかった。

それにしてもこれに出てくる祥子ちゃんっていう人、知り合いにそっくり...。知らせてあげたいくらい。

2013年2月23日ロードショーかー。映画化はどうだろうなー、少し難しい気もする。

【心に残った箇所】
- 大切に育てるということは「大切なもの」を与えてやるのではなく、その「大切なもの」を失った時にどうやってそれを乗り越えるか、その強さを教えてやることなのではないかと思う。

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2013年01月13日

神去なあなあ日常 (三浦 しをん)

★★☆☆☆

主人公が神去村というところで林業をするお話。

たいしておもしろくはない。別にね、林業の街で、森のよさに気づくなんて、どうでもいいんだよなあと思った。直紀さんとの恋愛沙汰もどうでもいいしなあ。

解説で中上健次との対比をしていた。いい解説だなあと思った。

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2013年01月01日

キャンセルされた街の案内 (吉田 修一)

★★☆☆☆

10編からなる短編集。

2012年の最後に読み終えた本。にしては残念ながら今一つだったけど。やっぱ短編集にはあまり期待しちゃいけないってことなのかな。ちょっと短すぎる感じがした。10編で、しかも薄いしね。

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2012年12月24日

まほろ駅前番外地 (三浦 しをん)

★★★☆☆

昔読んだまほろ駅前多田便利軒の続編なんだけど、まあふつうだったかな。ちょっと色あせてしまった感じ。

でも曾根田のばあちゃんの大昔のロマンスのところはなかなかおもしろかったなー。ああいう恋愛、いいねわーい(嬉しい顔)

連ドラ化するらしいけど、興味ないわぁ。勝手にやってくれって感じ。

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2012年12月17日

あるキング (伊坂 幸太郎)

★☆☆☆☆

伊坂幸太郎ってことで期待してたんだけど、悪い意味で裏切られてしまった。信じられないほどの駄作…。

そもそも、野球っていうのはどんなスーパーマンでも4割打てないんだよ。それをHRばっかり量産しちゃって…。

何が言いたかったんだろうなあ、この本って、結局。

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2012年12月11日

忍びの国 (和田 竜)

★★★☆☆

のぼうの城に続いて和田竜をもう1冊読んだ。

これまた映画にしたら受けそうな作品。ちゃんと人間模様があるからね。最後の結末はなかなかうまくできてるし。それなりの悲しい結末。

百地三太夫ってどれくらいすごかったのかなあ。

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2012年12月03日

のぼうの城 (和田 竜)

★★★★☆

映画化もされた作品。

それだけに、大衆的な歴史ものなんだろうなーと思ったんだけど、この成田家については水の城―いまだ落城せずでも読んでて、興味があったからつい買ってみた。

意外によかったなー。なかなかドラマチックに書けている。でも陳腐じゃない。

ただし、完全にフィクションだね、これ。まったく史実に基づいてない。そこはもう仕方がないってところかな。

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2012年11月27日

オレンジ・アンド・タール (藤沢 周)

★★★☆☆

この本ね、オードリーの若林がやたら新聞で勧めてたから買ったんだよ、ぶっちゃけ。藤沢周なんて読まないのに。

…で、失敗した。なんなんだよ、若林のセンスって…って思った。

しかし、解説はなかなかよかったね。けっこういい文章書くじゃーんって思った。

それはともかく、内容、内容。「オレンジ・アンド・タール」と「シルバー・ビーンズ」の2編からなる。同じ舞台が使われてて、違う登場人物がそれぞれ一人称になるんだけど、たった2編じゃまあ群像小説とは言わないね。

内容は陳腐で、うーん、取るに足りない。。

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2012年11月23日

1Q84 (村上 春樹)

★★☆☆☆

例の話題作、1Q84。6冊組。

文庫になったからついに読んだけど、つまらなかったなー。なんでこれあんな売れたんだろ。「世界中の読者を熱狂させた」ことになってるけど…。とにかく、読む必要がない系だった。。。村上春樹の中でも随一をほこるつまらなさじゃないかな。

【印象に残った表現】
- ものごとは見かけとは違います 1 p. 25
- 一人でもいいから、心から誰かを愛することができれば、人生には救いがある。たとえその人と一緒になることができなくても 2 p. 93
- 「起こった」ことについては積極的に取り上げるが、「続いている」ことについては比較的消極的な態度で臨むメディアである 3 p. 150

【ほかに読んだ村上春樹の本】
- ねじまき鳥クロニコル
- アフターダーク
- 東京奇譚集
- レキシントンの幽霊

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2012年10月02日

桐島、部活やめるってよ (朝井 リョウ)

★★☆☆☆

第22回小説すばる新人賞。

小説すばる新人賞って、こんなもんだったっけ?

と思わせるような残念な作品。

そもそも「バレー部のキャプテン、桐島が突然部活を辞めた。それが、周囲の高校生たちの生活に小さな波紋を広げてゆき…」って帯に書いてあるけど、「…」のところが何もないし。別に彼が辞めたことによって波紋なんて少しも広がってない。彼が辞めたことと関係ないのはいいにしても、誰の生活もとくに何も変わってない。いったい何なのか。何でもないじゃないか。

それから映画部の前田には宏樹がまぶしく見えて、でも実は野球部の宏樹には前田がまぶしく見えているという構図がある。こういうのって審査員に受けるんだろうけど、現実の学生ってそういうもんじゃないと思う。たいていの宏樹タイプは前田がまぶしくなんて見えてない。たしかに宏樹タイプが自分に満足してるとは限らないと思うよ。でもね、まぶしく見えてるのは前田じゃないよ。じゃあどういうやつかと言うと、とくにクラスのやつなんかとつるんではないけど、学校以外できちんとした自分の居場所、つまりコミュニティみたいなのがあって、彼女なんかもちゃんといる、あるいはいなくてもそれがぜんぜんさみしいと思ってない、そういうひょうひょうとしたタイプの人間がいるんだよ、たまに。そういうのをまぶしく思うはずなんだよね、宏樹タイプは。

そのあたりのところがどうにもこうにもリアリティがない。おまけに何もメッセージ性がない。映画なんかにして何を訴えるんだろう? こんなの映画にしても、そのへんのくだらないドラマと変わらないじゃないか。

と思ってしまうなあ、これ…。群像小説にしてるのもなんだかとってつけた感じというか、長編にできない短編を無理やりくっつけただけって感じだし。。

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2012年09月28日

残される者たちへ (小路 幸也)

★☆☆☆☆

あらすじを読んだ時点である程度は危惧してたんだけど(じゃあ買うなよって感じだけど)、悪い予想は当たるもので、全然よくなかった。解説の村上貴史さんはベタ褒めしていたけど(立場上当たり前?)、何がよいのかまったくわからず。

とりあえずファンタジー小説だ、これは。他人の記憶が入ってきたり、現実では絶対に怒らないことが起こる。その時点である程度失望してるのに、ラストシーンも無感動で、かといって含蓄もなく、つまりメッセージ性が感じられない。何が書きたかったんだろうな、この著者…。


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2012年09月22日

GLASS DANCE

値段:★★☆☆☆
味:★★★☆☆

横浜モアーズ9Fにあるお店。ベルギービールが飲めるところ。ちょっと高いけど…。

Hommelというビールはおいしかった。フランス語でホップっていう意味なんだって。なかなか苦くて。それでいて甘みも少しある。

Leffe Blondeというビールはちょっと甘すぎで、ビール党には合わないかな。シャンディガフみたいな味だった。

日本のビールはハートランドが飲める。

それからフィッシュ&チップスのフィッシュ、おいしかったな。

お通し代: 300円/人
生ビール(Hommel): 890円
生ビール(Leffe Blonde): 890円
生ビール(ハートランド(ジョッキ)): 600円
ベルギービールの衣でサクッと揚げたフィッシュ&チップス: 890円

ぐるなびクーポン
Hot Pepperクーポンなし
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