2008年04月21日

フィリピンでの話G

フィリピンでじゃないけど、日本にいるフィリピン人に聞いた悲しいお話。
ほんとドラマみたいな話なんだけど、本当の話だからびっくり。

太平洋戦争(第二次世界大戦)中に軍隊としてフィリピンに赴いた男の日本人が、フィリピンの女の人と恋に落ちた。
そして2人には子どもができて、結婚しようとした。
けれどフィリピン人の女の人の親兄弟、親戚が猛反対する。
日本人は多かれ少なかれ今でも嫌われているから、ましてや戦時中なら仕方がない。
それはもう猛反対だっただろう。
2人は結婚をあきらめたけれど、それでも日本人の男の人は日本に帰るときにその女の人と子どもを連れて帰ろうとした。
けれどそれもかなわかなかった。
結局一人で帰った。

それから月日がたって、日本人の男の人はほかの日本人と結婚してしまった。
一方フィリピン人の女の人はずっとその日本人の男の人がいつかフィリピンに帰ってくるのをずっと待っていた。
けれど、待てども待てども日本人の男の人は帰ってこなかった。
だってほかの人ともう結婚していたのだから。

2人の子ども(女の子)はのちにフィリピン人の男の人と結婚して、フィリピンで家庭をつくった。
その家庭にも子どもができた。
2人にとっては孫にあたる女の子ができた。
その家庭は貧しかったから、女の子は日本のパブで出稼ぎをすることになった。
ここ3年は日本のビザ発行が厳しくなったからなかなかフィリピン人は日本のパブで働けないんだけど、その女の子のおじいちゃんにあたる人が日本人だということでビザがおりた。
手続きをするときは当然その日本人のおじいちゃんの助けも借りた。

その女の子は日本に来てからその日本人のおじいちゃんのことをもちろんよく思っていないから、会いたいとも思わなかった。
けれど日本に来て数年がたって、1人さみしく日本で暮らすうちにそのおじいちゃんに会ってみたくなった。
そこで居場所を探してみたのだけれど、今から2年前にもう死んじゃってたんだって。


うわぁ、なんて悲しい話だろうね。
この日本人の男の人がほかの日本人女性と結婚してしまって、それを知らずにフィリピン人の女の人はいつまでも子どもとともに待ってたってだけでもかなり悲しい話なのに、その続きがまたすごいよね。
posted by lonitary at 10:04| 神奈川 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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