2014年03月14日

炎上する君 (西 加奈子)

★★★★★

本当にいい作品。しかも短編集。短編集でここまでもってこれる西加奈子って、すごい。。。

■心に残った言葉■
「太陽の上」
- 連絡を取る友達がいなくなるということは、もう友達を失うことがない、ということ。(p. 20)
引きこもりの主人公の話。惹きつけられる。
「空を待つ」
- XXXにメールを打ち、返事を待つことは、毎日、水をごくごくと飲むようなものあった。あまりに自然にそれらは生活に溶け込み、でも、瞬間、その「有難さ」に身震いがした。それはほとんど恋とも言うべきものであった。(p. 44)
かなり引き込まれる内容だったけど、終盤の終わり方にはちょっとびっくり。別に悪い意味じゃなくて、でも「そういう落ちかー」って感じ。
「炎上する君」
- 幸運にあやかりたい、などと思うことはない。幸運など、銭湯の温かい湯で十分だ。(p. 85)
posted by lonitary at 00:29| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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