2012年05月15日

軽蔑 (中上 健次)

★★☆☆☆

なんかねー、あまりよくなかった。どうして真知子がカズさんに惹かれてるのかが、まったく伝わってこないんだよね。ラストも、別に全然よくないし。元通りって、それだけじゃーんって思った。

カズさんの故郷を紀州にしたのは、昔自分がそこをさんざん取材したからかな?紀州を執筆したときにさ。

2011年に映画化もされたらしい。見てないけど。

【ほかに読んだ中上健次の本】
- 鳩どもの家
- 岬
- 十九歳の地図
- 紀州

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2012年05月13日

福星門

値段:★★★☆☆
味:★★★☆☆

JR仙台駅から歩いて10分くらいはかかるかなあ。台湾料理屋さんの福星門

わりと繁盛していた。飲み放題は、6杯も飲んだから簡単に元を取ったわーい(嬉しい顔)

すごく期待してたんだけどね、それほどおいしいというわけでもないよ。まずくもないけど。豚肉と茄子のピリカラ炒めはおいしかったけどね。ナスは好物だからわーい(嬉しい顔)(生ビールは525円のお店。)

豚肉と茄子のピリカラ炒め: 630円
飲み放題(100分): 1500円

ぐるなびクーポンなし
Hot Pepperクーポン
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2012年05月11日

架空の球を追う (森 絵都)

★★★☆☆

11編からなる短編集。わりと森絵都っぽくなかったな、いい意味でも、悪い意味でも。

いい意味としては、リアリティがあってよかったと思う。「銀座か、あるいは新宿か」なんて、とてもふつうだ。

悪い意味としては、森絵都の本に求めてるものがまったく出てこなかったかあという感じ。

個人的には「太陽のうた」がよかったな。これ、もっと広げて、長編にしてほしかったなー。

【ほかに読んだ森絵都の本】
- アーモンド入りチョコレートのワルツ
- つきのふね
- 永遠の出口
- 風に舞いあがるビニールシート
- カラフル
- カラフル
- リズム
- いつかパラソルの下で

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2012年05月10日

仏果を得ず (三浦 しをん)

★★☆☆☆

三浦しをんにしては駄作だなあという感じ。どこがいいのかいまいちわからない。読みやすくはあるけど。

兎一郎の、恋をうまくいかすために大事なものはセックスのうまさだという発言には笑ったわーい(嬉しい顔)

【ほかに読んだ三浦しをんの本】
- まほろ駅前多田便利軒
- 私が語りはじめた彼は
- 格闘する者に○
- むかしのはなし
- 白いへび眠る島
- 月魚

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2012年05月09日

夏休み (中村 航)

★★★☆☆

とても中村航らしい作品。一瞬で読み終わってしまう。とてもいいという感じではなく、まあまあかな。

ちょっと納得いかないのが、ほんとにゲームで別れる別れないを決めようとするユキと舞子さん。それはちょっとありえないと思う。そんなことは現実的でないというか、ほんとに好きだったらそんなことはしない、と個人的には思っちゃうから、ほんとに好きではないんじゃないか?って思えてきてしまって、登場人物に共感できなくなってしまう。

それはさておき、草津温泉のシーンがあるんだけど、いいなあ、ああいう旅行。ああいう旅行してみたい。。。

それからユキのお母さんの↓の発言はちょっと印象に残ったな。

「筋肉とかそういうものに囚われてはダメよ。本当に健康な人はスポーツなんてしないんだから。色白で痩せてて、風邪? そういえばここ何年もひいてないな、なんて人が一番長持ちするのよ」(p. 64)

【ほかに読んだ中村航の本】
- リレキショ
- 絶対最強の恋のうた
- 100回泣くこと
- ぐるぐるまわるすべり台
- あなたがここにいて欲しい
- 僕の好きな人が、よく眠れますように

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2012年05月07日

タイニー・タイニー・ハッピー (飛鳥井 千砂)

★☆☆☆☆

うーん、これははっきりつまらない。こんなにつまらないとはっていう感じ。本についてる帯ではなんだかとてもおもしろいようなことが書いてあったのに。なんだかなぁ…という感じです。

そもそもこの本、ドラマのような登場人物がたくさん出てくるんだけど、この人たちの人生は決してサクセスストーリーなわけではない。まあ、こんな人生もありか、という感じが多い。この本をこう評価する人というのは結局、そういうストーリーを読んで、柔らかい気持ちになりたいという人たちなんじゃないだろうか。つまり、人生に疲れているというか、後ろ向きというか…。

はじめから自分の人生が好きで、前向きな人には、なんだか陳腐な物語集にしか見えない。

最後に、北上次郎の解説がまたつまらない。何が言いたいのかわからない。飛鳥井千砂の作品をほめているということだけはかろうじてわかるが、浅い…。

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2012年04月28日

田村はまだか (朝倉 かすみ)

★★☆☆☆

第30回吉川英治文学新人賞受賞作品。

朝倉かすみという人の本は初めて読んだ。とくに何がいいのかわからなかったなあ。賞を取っているのに。解説でもなかなかの褒められ方をしてるんだけど、何がいいのかよくわからない。

とは言っても、裏表紙を読んだときはなかなかおもしろそうだと思って手を伸ばした。同窓会の3時会が現在の時間軸で、その人それぞれが抱えていることに関する回想が入る。そういう、実質短編のようなものがまとまって1つの作品になった感じ。強いて言えば、「ちなっちゃん」が高校で保険の先生をやってる話が一番よかったかな。

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2012年04月24日

悼む人 (天童 荒太)

★★★☆☆

上下巻の2冊からなる。第140回直木賞受賞作品。

群像小説だね、これは。3人の。直木賞を取りそうな作品だなーと思った。愛というテーマに対して真っ向から勝負している。一方で、群像小説の体系を取ってるからハードボイルド的な要素も入れ込むことができる。そういう意味では、群像小説っておいしいね。

最後、静人と倖代がくっつくのはなー、と思った。


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2012年04月16日

わたしを離さないで (カズオ・イシグロ)

★★★★☆

カズオ・イシグロにしてはかなり読みやすい。軽くミステリが入っているかもしれない。あの学校が持つ違和感は何なのか、それはかなり後半にならないと明かされな。

でもまあそれはどうでもいいことなんだよね。それにしてもこの作品はよくできていると思う。ほかの作品と比べてもだらだらとしていないし。ああ、文学だなーという感じがする。

それにしても、4回目の提供を終えたトミーはどこへ行かされてしまうんだろう?

【ほかに読んだカズオ・イシグロの本】
- 遠い山なみの光
- 日の名残り
- わたしたちが孤児だったころ

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2012年04月07日

カラマーゾフの兄弟 (ドストエフスキー)

★★★☆☆

上、中、下の3巻からなる、超大作。そして名作。

かなりイイ!と思うほど理解はできなかったけど、由緒ある対策なんだなあってことがよく伝わってきた。演説が多い、登場人物の。。みんな多弁過ぎ。ってことで、ページあたりの文字数がすごい。なかなか読み進まない。でも、読めばいつかは終わる。

【気に入った文章】
人間の生存の秘密は、単に生きることにあるのではなく、何のために生きるかということにある (大審問官の言葉。上巻 p. 641)

【ほかに読んだドストエフスキーの本】
- 罪と罰

posted by lonitary at 14:10| 神奈川 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする